このレビューはネタバレを含みます
妥当な社会実験であったかどうかを検証するには映像に提示された条件が足りないという側面があるが、幼いメイクを施してギャラを受け取り配信カメラの前に座る彼女らに対し、カウンセラーやコーディネーターは具体的にいかような実践、アプローチを試みるのだろうか。感想を述べるのが困難だが、搾取の構造が入り組んでいるようにも感じられた。加害者の男たちは心底不快な存在だったが、自慰行為までスクリーンに大写しにされていたのは驚いた。モザイクがどうこうと議論するラインをゆうに越えている。