このレビューはネタバレを含みます
重松清の小説だし、泣かされる映画だろうとは予想していたが、ここまでとは…家族の絆物に弱いことは自負しているがそれにしても泣けた。
親子の絆、街の皆との絆、どちらも深い愛情があり何度もグッとくるものがあった。
1番心が抉られたシーンは、旭が母親が居ないことで友達にからかわれて怒り、更にからかった友達が母親に泣き付いてる姿を見て泣き…あんなに心にくる泣き声があるだろうか。
人は1人で成長していくわけではない、という話をこんなに感動的に演出できるとは。映画館じゃ無かったら声出して泣いてた。本当に親子や絆ものに弱い。
少しだけ思うことがあるとするならば、令和の北村匠海・杏夫婦の服装が昭和すぎたところとあんまり老けを感じなかったところかなぁ。あと薬師丸ひろ子がどの年代でも同じ見た目だったくらい。
阿部寛も北村匠海も顔の堀が深い方だと思うので、本当の親子みたいだった。