ロバート・ゼメキスによってちょっと現代的な要素がプラスされたディズニーの実写版ピノキオ。
全体にアニメ版のイメージを崩さず作ってくれたのがありがたい。
しかしアニメ版より面白くなってはいなかったので欧米ウケがクソ悪そうだなという印象。
序盤はかなりアニメ版まんまなので尺だけ伸ばして実写化する必要があるのか?と思ったが、途中から実写オリジナル要素が挿入され始めたおかげで間延びはしなかった。
オリジナル要素はどれも賛否両論ありそうな感じ。
私的には途中まではうーんな物が多かったけれど、最後の部分はまぁこれはこれでアリかなと受け入れられた。
話題となっていたブルーフェアリーにはやはりちょっと違和感があった。
他がほぼほぼ皆、アニメのまんまなビジュアルだった影響が強い気がする。
しかしまぁアレ妖精だしね、魔法も使えるし姿なんて些末な事なのかもしれない。
むしろ気になったのはフィガロやクレオの方だ。
不気味の谷に陥っていてCG使ってまであんなに寄せる必要はあったのだろうかと出てくる度に疑問を感じた。
吹き替えもこだわった人選だったのかアニメ版と似た雰囲気のキャラが多く、正直ジョンなんか歌までそこそこ似てるのがむしろ怖いくらいだった。
それにしても遊園地、物壊し始めるまではめっちゃ楽しそうだったなぁ。
良心だの同調圧力だのって話が霞んで見えちゃったぜ。はぁ、ランド行きたい。