サイレント末期の謎の映画クリエイター、チャーリー・バワーズの実写映画デビュー作。奇想天外なファンタジー・コメディ。実写+ストップ・モーション・アニメ作品。
卵の殻の割れやすさを何とかしたいと発明に取り掛かったパワーズは遂に完成させるが。。。
後のパワーズ作品の要素が詰まった一本。ピタゴラスィッチ的なデザインだが仕組みがよくわからないマシン。卵から次々と車が生まれるシュールなセンス。そしてフィナーレを飾る大爆発。
ストップ・モーション特撮も完成度が高い。レイ・ハリーハウゼンの師匠ウィリス・オブライエンの「ロストワールド」が前年の1925年なので、特撮映画史的にも記録されるべき一本と言える。