にく

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのにくのレビュー・感想・評価

2.9
『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダー・カット』(21)。ランディアンとしてのスナイダーの面目躍如(つまり愚作ということ)。J・ウェドン版にあったユーモアが消え、ヒーロー間の対立も薄味に。神々(選民)の黄昏をアトラス・エンターテインメントが制作って、もう肩をすくめるしかない。
 但しこれはゾンビ映画としては面白い。十字架モチーフと共にキリストの生涯に重ねられるスーパーマン復活劇は、彼こそが元祖「生ける屍」いやゾンビ王であったと告げる。ブードゥー・ゾンビも基督教の復活思想をこそ糧にして墓場から甦ったのだ。畢竟『アーミー〜』のゾンビ王は黒い超人と双子なのだ。












 そういえばどちらの作品でも「女王」が身ごもっていたな。
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