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「モキシー 〜私たちのムーブメント〜」
16歳の内気な女子高生・ヴィヴィアン(ハドリー・ロビンソン)は、男子生徒たちの好き勝手な言動にうんざりしているが、反論することもなく目立たぬように過ごしていた。しかし嫌がらせに屈しない転校生(アリシア・パスクアル=ペーニャ)や、反骨精神あふれる青春時代を送った母(エイミー・ポーラー)に影響され、彼女は校内の性差別などを問題提起する冊子「モキシー」を匿名で発行。すると、その反響は彼女の予想を超えて学校中に広がっていく。
Netflixでオススメされたので鑑賞してみました。
へぇー！お母さん役の人が監督なのね。
女性の監督というだけあって2021年に相応しい作品でした。
フェミニズム。フェミニスト。
女性差別反対のムーブメントを学校を通して発信していく力。
今までのスクールカースト、スクールラブコメとはまた一味違うパワフルな作品でした。
ティーンエイジャーたちを描く作品を見るたびに、実際の私の学校生活はクソだったんだろうって思うけど…
ルーシーが当時の私と違ったのは顔を上げて立ち向かうこと。
3年間早く過ぎ去れと願い続けた私とは、全然違うよね。
日本でこんな風に思うんだからスクールカースト激しいアメリカでは余計にそう思うんだろうな。
確かに失敗することもモヤモヤすることもあるかもしれないけど、常に顔を上げて前を見ることの大切さを訴えてくれる作品。
最後のスピーチのシーンはかっこよかったな。
多様性と叫ばれる今だからこそ見て欲しい作品。
セス役のニコ・ヒラガもミッチェル役のパトリック・シュワルツェネッガーも良かった。
パトリックは名前の通りシュワちゃんの息子だけど…ふとした表情がパパに似てる！
私的には☆☆☆.9かな。
