このレビューはネタバレを含みます
普通にリメイクしてればある程度は面白さは保証されてるのに、どうやったらこんなに不細工な出来になるんだろうなと。
ヴィンチェンゾ・ナタリの名を知らしめた原作はその世界の意味不明さ、不穏さが抜群にうまかったからウケたわけだが、これはそのミステリーさを薄めていらないドラマを足してしまっているせいで結局どこにも引っかかりがないものになっている。
主役である菅田将暉に数字を解かせたり、ドラマ部分を担わせたり色んな役割を持たせているからキャラが渋滞しているし、他のキャラが薄い。
元ネタでは障害者役だったが、今回は子役になっていて、そいつの役割ですら奪ってしまっているから子役いらなくねーか?とも。
岡田将生の役は良かったのになぁ。