北の友

偶然と想像の北の友のレビュー・感想・評価

偶然と想像(2021年製作の映画)
4.0
ドライブマイカーを2021年9月に鑑賞し本日鑑賞、車が走る道路のシーンもドライブマイカーのシーンに似てああ、濱口監督作品だと思った。俳優さんたちの使い方がとても好きです。昔なら劇団出身の方が大半だったが今は演技も自然。俳優さんたちもここで演技が磨かれる、会話劇が主流、舞台劇でも通用しそうな脚本です。第三話からなる構成ですが本当に三幕の舞台のよう
それぞれのモチーフは第一話はタクシー第二話は
開けられた扉第三話はエスカレーター
どのモチーフも別仕立てなら生まれないストーリー。ここでなくてはならないのだ、この世は偶然があふれ、良いこと、理不尽なこと、不条理なことの中で想像を頼りとして日常を生きていく。三幕はどれも素敵だ。第一話の魔法(よりもっと不確か)から魅了された、中島歩がとてもいい☺️余計に推します。演技も良かった
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