とても静かで不思議な話、いつまでも観ていたくなる映画でした。
ジャケ写から双子の話かと思っていたら違うんですね。
演じているのは双子ですけど。
８歳の女の子ネリー（ジャケ左の方）は大好きだった祖母が他界し、かつて祖母や子ども時代の母が住んでいた森の一軒家に家族と訪れますが、そこで不思議な体験をすることに･･･
子どもの頃の親や自分より若い親と会うお話はジブリの作品だったり、大林宣彦の『さびしんぼう』や『異人たちとの夏』なんかを思い出したりしました。
監督は女性、主要キャラも３世代の女性。
男は一応お父さんが出てきますが、ほぼオマケみたいなもので存在感は希薄。
このあどけない2人の子ども、とても愛らしいんですが、ときどきとても大人びて見えることがあります。
２年前の作品ですが、最近の写真を見るともう大きくなって印象が変わっていてちょっとビックリ。
『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督・脚本。
『燃ゆる～』は興味が湧かずスルーしましたが、観てみるかな･･･
