Fan's Voiceオンライン試写会にて。
AIを題材にしているのに、何故だかそれよりも主人公の内面について考えてしまった。
人の奥底に眠る悲しい出来事は誰しもある。だがみんなわからないまま生きていくし、隠したまま生きていく。
言葉の裏にはなにか別の意味を持つときがある。そんな時ふと悲しみに気付いて救えることもあれば、気付かずに苛立って疎遠になってしまうこともある。
逆に気付いてもらえて救われたり、嫌われたりすることもある。
人生は死ぬまでその繰り返しなのだろう。
そんなふうに寄り添ってくれる存在が、気付いてくれる存在が、この世界のどこかにいてほしい。
そう思った。