白い牛のバラッドのTinscowのレビュー・感想・評価

こういう映画って、期待しつつも起伏があまりなく淡々と進む系の恐れもあり、鑑賞。
結果、後者で記憶に残らないな。

ラストでうわっとなる映画だけど、夫を亡くした妻の復讐だと、「女は二度決断する」がどうしてもよぎってしまい、テイストは違えどあれくらいの衝撃を求めてしまう。

死刑執行数が世界二位のイラン、その宗教観もあってか、本国では上映禁止になったらしいけど、その事実にも煽られた感はある。

タイトルにもなっている白い牛＝牛乳を象徴的に使う感じは好きです。