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さよなら、ベルリン またはファビアンの選択についてのtdswordsworksのレビュー・感想・評価

3.6
1931年のベルリン、というとピンとこないけれど、仮に同年の日本を舞台に変えて作家志望・女優志望・哲学者志望の若者に目を向けた群像劇に置き換えてみたら、この映画の、どこか捉えどころのない、それでいて大きなうねりに巻き込まれていく青春のほとばしりのイメージが沸き上がってくる。

あれ以上のラストはない気がする。
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