バンカケ

明け方の若者たちのバンカケのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
3.8
大学生の主人公がつまらない飲み会で一目惚れした娘との恋愛とその終わりについての話

個人的に好きな温度感の映画。
まず最初の「私と飲んだほうが、楽しいかもよ笑?」の一言だけで彼女に心掴まれない男はいないでしょ笑
そんなこんなで、その後延々とイチャイチャシーンを見せられるのだが、その時々の音楽がとてもマッチしていた。
社会人となり思い描いた自分から遠ざかっていき、つまらない日常に辟易している感じや、中盤のある事件で主人公がワクワクしてしまったのは同じ世代としてはとても理解できた。
また終盤の展開には衝撃を受けたし、そこからのラストにかけての展開は無理に明るくハッピーエンドにしない感じは好き!
全体的に起伏の少ない展開でもう一展開欲しかった気はするが、登場人物の心理描写を丁寧に描いていたので退屈はしなかった。

2022年4本目
バンカケ

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