ロアー

ボーはおそれているのロアーのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.6
「ミッサマ」の感想に「アリ・アスターのお家芸をみんなが理解してからの3作目こそ、監督の真価が問われる気がするので次回作も楽しみ」と書いていて、遂に真価を問う日がやって来たと思ってた。
正直、お気持ち表明したくなるほど3時間の映画って嫌なんだけど、なんとかギリギリ眠りこそしなかったものの意識が薄く伸びて行くのは感じた。他のみんなも眠くなったシーンがあったとしたら多分、演劇パートのところだと思うんだけど違う?

アリちゃんの作風には耐性がある方だと思ってたのに、蓋を開けてみたら思いの外生理的に無理過ぎて無理しか言ってない過激で否定的な感想になってしまったので、読みたくない人のためにちょっと下げて書く。

↓↓↓以下、無理無理の無理だった感想↓↓↓










いやいや、無理!私には無理だった!!
母性でオ⚫︎ニーしてる映画のように思えてしまって、私にはただただ不快な映画だった。
オデッセイ・スリラー...スリラー?とりあえずコメディではあるよね?わざと時折安っぽい作りのコメディにしてたところも気持ち悪くて無理だった。監督がなんか家族について拗らせてることには気づいてたけど、結局なんだかんだホントはママ大好きなんでしょ!?甘ったれてんじゃねぇ〜!!!ってなってしまってホント無理。水の描写がやたら出てくるけど、羊水に戻りたい願望か何か?それとも産まれてきちゃったよ助けてママ〜!!なの?
毒親かなんか知らんけど、あそこまで我が子に執着できると思ってるなら、裏返しで母性神話を信じてないとこんな映画作れんでしょ?ってなって無理無理の無理だった。こんなに不快に思った自分自身にびっくりしてて、もしかして私マザコンフォビアなのかも。
相当捻くれた受け取り方してる自覚があるけど、私が1番無理なタイプだったので無理は無理!

折角ヨルゴス監督と分かり合えたのに、今度はアリちゃんと決別です(とは言え次作も多分観に行くけど。多分またA24から出すだろうから)あ〜2024年の2月はホント色々あったなぁ。不快なのでこの映画の話はもう終わりね。
ロアー

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