このレビューはネタバレを含みます
なかなか難解な映画だった。
現実に起こっているのか、ボーの妄想なのか、夢なのか。
はたまたボーという人間の人生をたどっているのか。
歪んだ愛で子を支配する母親。常に何かにおびえ不安を感じ、母親に依存するボー。
そんな正常じゃない親子のすれ違いがこの映画の大枠かな。
ボーが里帰りの途中で出会う人々も、何かしらの問題を抱えていてどこか"おかしい"。
なんだかずっと悪夢を見せられている感じだった。
結末からエンドロールに入る演出は個人的に好き。
ストーリーをしっかり理解したいならパンフレットを買うべし。