ふみぃぃeeeee

ボーはおそれているのふみぃぃeeeeeのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます


文字通り悪夢みたいな3時間で疲れた…
個人的には長く感じたな。
毒親の試練が一番きついっす。
結局、アリ・アスターの母親に対する想いってどないやねんってなる。
チャンネル78でボーの行く末が見えるし、逃れられない運命を描くってことは過去作からも一貫してるし、これも作家性か。
彼には今のところ物語を開いていく意識はないんだろうなとも思った。
あなたの父親は屋根裏に潜む巨大男性器の化け物でしたーっていうのもアンジェイ・ズラウスキーの『ポゼッション』におけるイザベル・アジャーニの浮気相手が実は化け物だったやつを思い出してしまうが、これは明確にオマージュかな。
最後の"トゥルーマン・ショー"もホアキン・フェニックスが水に沈んだ時、興味なさげに帰っていく観客たちが遠くに見えて、別に私自身のことに興味なんてないでしょ?みたいな。
自虐がここまでいくとなんだかなぁとはなっちゃう。
ユダヤ人のロード・オブ・ザ・リングだったのかはよくわからん。

[2024年 44本目]
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