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ボーはおそれているのnobsangのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.8
「帰省する」というシチュエーションだけを事前情報に鑑賞しました。
ユーモアあふれるシーンを撮ろうという意図がビンビン伝わってくるシーンと、ゆったりしたシーンが入り混じっていて…「変な夢」を見ているような映画でした。
正直、夢オチっぽさ?が画面から溢れていました。

個別のシーンやビジュアルで、これめっちゃおもろい、という箇所は多々ありますが、…これに3時間かける意味はあるのだろうか、と疑問です。2時間に収まる内容だったように感じています。

伏線であろうモノ、コトをアップにして見せたり、裸とか奇行で笑わせようとしたり、「分かりやすさ」もありながら、なぜこの長さ…うーん。

冒頭10分くらいで、トゥルーマン・ショーみたいな世界観かな、と思いながら観ていたので(主人公ボーの仕事や立場などが一切描かれないあたり)、
あー はい そうだよねー、と感じられた箇所もありました。

またホアキン・フェニックスさんが主演であることがこの映画に与えているクセ?のようなもの、それをどう捉えるか、も人によってありそう。

原題そのまんまなんですね… スペルは Beauなんですね。
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