八月

ボーはおそれているの八月のレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.2
ヒトはヒトが死ぬまでの事にしか興味ないのかも
長かったけれども3時間はなかったような
アリアスターはショートフィルム含め4作品観たけど、1番好きだった!
彼の作品に出てくる子供たちってなんでこんなにも魅力的なんだろう
「ドントウォーリーダーリン」「ゲットアウト」「マザー!」「ファニーゲーム」「ハウスジャックビルト」らへんの良さを全部集めて手で適当に混ぜたみたいな、カオティックでありつつも綺麗にまとまっていた気がする 日付の違うゲロを棚に整頓したみたいな
全ての登場人物に感情移入できる気に一瞬なるけど、それにしては手渡された情報に欠陥がありモヤモヤさせられる、それが心地よい映画だったとおもう
ホアキン演じるボウが、幸薄く頼りなく弱々しいのかと思えば物凄い生命力の持ち主であったりとか、人間らしさと本能の境界線を演じるのがめちゃくちゃ凄くて圧倒された
最初ボウは精神疾患でおかしくなっちゃったのかもと思ったけど、人間とは節々にボウのような危うさや儚さを秘めているから、案外そういうことでもないのか〜?と思った(そうですか)
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