映画の中の現実の世界と
映画の中の現実の中で語られる小説の世界が
混在してやがて一体化して
さらにどこからが映画の中で
現実で虚構なのか
観ている間しばし混乱して
それが面白かったです。
様々な登場人物の思惑、行動が
やがて一本の線でつながる瞬間が
気持ちよかったです。
簡単に筋書きが読めない話は
面白くて好きです。
観ている間はまるで
まるで「ユージュアル・サスペクツ」
みたいだなと思っていましたが
意外に早く倉田の正体がわかったのは
少し肩透かし感がありました。
暴力場面も多いですが
なんか笑ってしまう場面も多かったです。
沼本を演じた西野七瀬さんが
面白い魅力がありました。
映画はなかなか面白い構成で
集中しないと置いていかれて
わからなくなりそうですが
小説だとどうなんだろう。
小説を読んでみたくなりました。
それにしてもこの映画をみてると
富山ってなんて怖いところなんだ!
(んなわけない)