kaorui

茜色に焼かれるのkaoruiのレビュー・感想・評価

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)
4.0
日本映画史に残る傑作でも何でもないけれど、大大大大大大大好き!
善人面したヤカラが薄ら笑いを浮かべ、一生懸命生きている人達を搾取しノウノウと生きる。一方で我らがヒロインは貧乏ゆすりしながら怒りに耐え、それでも意地を張り通す。何のためなのか本人ですら分からなくなっているが痩せ我慢を続ける尾野真千子に見惚れる。
生命の価値とは、何を得たかではなく、どう生きるかだ!
いちばん大切なことを少年は母の背中から学ぶのだ。

バンビーノのコントのようなアングラ劇には爆笑しながら涙が止まらなかった。
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