摩擦がないと先に進めない──。
NHKのよるドラ「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。」を観ていたので、映画も観に行きました。
BL大好きな女子高生が、好きになった相手はなんとゲイ。
若い世代のLGBTQの苦しさや葛藤を描いた映画です。
ドラマに比べると映画は少しサラッとした感じでしたが、やっぱり苦しいし、泣く。
腐女子の女の子も幼なじみも大きな存在だったけど、ひとりの人として扱ってくれる人の存在に、アイツ、いい奴じゃんってまた泣く。
これから彼の人生は、もっと摩擦が生じてくるんだろう、その度毎に苦しんで一歩進むんだろうと、またまた泣く。
男女が恋をして結婚して子どもがいる家庭、これが普通ではなくて、ひとつの在り方であればいいですね。
多様性が叫ばれている現在ですが、声を上げないといけないと言うのは、まだまだ理想とする時代ではないのかもしれません。
うまくは言えないけれど、自分の不用意な言葉で誰かを攻撃したり傷つけたくないと改めて思いました。