水木しげる生誕100年記念作品。
第6期アニメをベースにした劇場用アニメ。
製薬会社「龍賀製薬」の当主龍賀時貞が死去した。龍賀製薬担当の帝国血液銀行に勤める水木は、時貞の娘婿の克典と懇意にしていた為、出世の足掛かりにと東京から龍賀一族が暮らす哭倉村に向かうが…
前半の横溝正史作品のオマージュ、終盤の水木のセリフ、エンドロールの漫画が印象的。
今作に加え、2023年は「君たちはどう生きるか」「ゴジラ -1.0」「窓ぎわのトットちゃん」など戦争を描く作品が多く、印象に残る。
セリフの中に"佐田啓二に似ている"とあるが佐田啓ニは当時活躍した俳優で中井貴一の父親、水木が"子守の婆さんに聞いた"というのは、マンガにもなった水木しげるが実際に交流した「のんのんばあ」をほうふつとさせる。
ゲゲ郎の声は「らんま½ 熱闘編」のムース、
「グレムリン」のビリー/ザック・ギャリガン、
「ゴッドファーザーPART3」のヴィンセント/アンディ・ガルシア、「TAXi」(フジテレビ版)
のエミリアンの関俊彦。
龍賀沙代は「SPY×FAMILY」のアーニャ、「葬送のフリーレン」のフリーレンの種﨑敦美。
長田時弥は、「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけの小林由美子。
龍賀時磨は「機動戦士Zガンダム」カミーユ・ビダン、「ちびまる子ちゃん」の丸尾末男、「きんぎょ注意報!」の葵、「笑ゥせぇるすまん」 第125話 リストラの男の只野凡児の飛田展男。
龍賀克典は、ジェイソン・ステイサム吹替の山路和弘。
龍賀 丙江「YAWARA!」の猪熊柔、「ドラゴンボールZ」のビーデルの皆口裕子。
長田幻治は「新世紀エヴァンゲリオン」の渚カヲルの石田彰。
謎の少年ねずみは、「機動戦士ガンダム」のカイ・シデン、「うる星やつら」の諸星あたる、「Dr.スランプ アラレちゃん」の空豆タロウ、「ハイスクール!奇面組」の若気市猿、「めぞん一刻」の坂本、「ドラゴンボール」のブルー将軍、「ドラゴンボール」のピッコロ、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のジョージ・マクフライ、「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)のねずみ男、「うる星やつら」のあたるの父の古川登志夫。
