チャトボール

君たちはどう生きるかのチャトボールのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

前作「風立ちぬ」から10年、製作期間7年の宮崎駿最新作。
山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん
木村佳乃、木村拓哉、火野正平出演。

吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」からタイトルや構成を引用し、宮崎駿監督が昔から影響を受けた「雪の女王」「王と鳥」「失われたものたちの本」や、ダットサンに乗るシーンや零戦の風防のシーンは、宮崎駿監督の実家が航空関係の会社で裕福だった子どもの頃の体験を元にしている。

今までの宮崎駿監督作のオマージュシーンが随所に見られた。

「プロフェッショナル 仕事の流儀 ジブリと宮崎駿の2399日」で、眞人は宮崎駿、アオサギは鈴木敏夫、大叔父は高畑勲、若いキリコはジブリで色彩設計の保田道世をモチーフにしていると言及された。

アオサギは、鼻の大きさから「火の鳥」の猿田彦や「鉄腕アトム」お茶の水博士などをほうふつさせ、手塚治虫のようにも見えた。