猫娘が美少女化する前までのアニメは見ていた&子供の頃に墓場の鬼太郎は読んだことがあった、くらいの鬼太郎への距離感の普通の映画好きおじさんの感想です。
今年2本目。とても評判がいいのは知ってたが、夕方の一回のみと、そろそろ劇場上映も終わりそうなので映画館へ足を運んだ。
結果、年明け一発目の『トーク・トゥ・ミー』と同じく、自分には刺さらず…
自分はすべてのエンタメについてジャンルは問わず面白ければ好き！自分の琴線に触れる部分があれば好き！ってタチなのですが、ん〜。。本作みたいな、あるジャンル映画の枠の中での新しい試みというものは、そのジャンルへのリテラシーが高い人じゃないと良さを理解できないんだろうな。単純に今回は手が合わなかったというべきか…。
横溝正史的な物語の立ち上がりはおもしれー！って思ってみていた。また、傷痍軍人でもある水木しげると、主人公水木の戦争体験には重なる部分があり、いいじゃんいいじゃん、と思ってた。→関係ないけど因習村モノとして今年配信予定の『ガンニバル』のセカンドシーズンめちゃくちゃ楽しみ！
が、中盤以降、幽霊ウォーズ展開になってからは（←当然、鬼太郎なので仕方ないのだが）、すーんとなってしまった。バトルシーンのアニメーションがすごいとの触れ込みだけど、アニメ強者ではない自分にとっては、所謂アニメのアクションシーンてこんなモノなのでは⁇としか、思えず…
水木とゲゲ郎のキャラにヤラれるオタク続出！みたいに騒がれていたけど、さほど、どのキャラにも感情移入はできずじまい。
ラストオブラストで、墓場の鬼太郎の第一話に接続したときには、おー！って思ったのですが、なんか観る前に期待を高めすぎたのかな、と反省しながら帰途に着きました。
