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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎のぷっちょのネタバレレビュー・内容・結末

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

子どもの頃は鬼太郎のアニメを見て、高校生の頃深夜アニメの墓場鬼太郎を少しかじり、原作の鬼太郎が産まれた話を既読していました。
ファンを名乗る程ではないので、ようやくアマプラ視聴。声優豪華すぎる…。

最後はとても泣いてしまった…。これは鬼太郎が産まれてきた話、ものすごく重みが出てくる…。
というか鬼太郎がここまで色々なものを背負って生きているとは思わなかったし、なんでご両親があんなにぼろぼろだったのかが明確になって辛い…😭

けどあまり繋げてしまうと、尚更墓場鬼太郎の作品が浮きすぎてしまうというか…。まああくまで別物と思うべきなのか。スピンオフでやるにはある意味攻めた作品になったのではないでしょうか。

これはもう水木しげる作品色々読まないといけないじゃないの〜!笑
戦争を知らないからこそ、水木しげる作品は読んだほうがいいのかな、と思った。

だからこそ、昭和生まれの作品はどれも陰が存在しているイメージで、現代にはないおどろおどろしさがあるのが魅力だと思う。
これをバディモノにし、令和でも充分楽しめる作画にしたのも良かった。いつまでたっても猫娘が見慣れないのだけど、この頭身だからこそ現代受けしたんだなあ、と。休日に楽しめました。
なんならポスターが血だらけだったので、もう少しグロくてゾッとする感じだと思ってました。子供向けではないと思ってたので、ちょっと拍子抜けというか…。グロいのいやだけど。

余談ですが、『桜の樹の下には』という話を思い出しました。
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