「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」
ゲゲゲの鬼太郎、小さい頃よく見てました。何がどう好きだったのか、あんまり覚えていないけど妖怪とか怪異の話が好きなのは、多分鬼太郎が始まり。
面白かったです。目玉の親父って、そういうことか〜と何年振りかの伏線回収でした。ストーリーも中々見応えのあるものだったし、何より声優が豪華すぎて。石田彰さんはもう、ああいう役柄しかできない宿命でも背負わされているのかと思ってしまうな…関さんも素敵でした。
ただ、子供の頃に見ていた絵柄と大分違くて、それは少し寂しかったなぁという気持ち。今作のような作画の方がウケはいいのかも知れないけど、個人的には子供の頃の水木先生の絵柄そのままのアニメが好きです。人間の愚かさと、妖怪たちの不気味さが、全面に出ている気がして。
水木、背負っていくものがどんどん増えていくな。過去からも逃げられず、沙代ちゃんを救うことも叶わず、鬼太郎を託されたものの、記憶は無く。彼が幸せになる日は来たのかなと、ふとそんなことを考えたりもしました。
まぁでも正直、ここまで話題になっていた理由は個人的には分からなかったかなー。面白く無い訳では無かったんですが、期待を超えてくるものでは無かった感じ。
