このレビューはネタバレを含みます
ジャパニーズホラーをアニメでド直球に作る、という試みが他にあまり見ない気がしていて、そこが新鮮で良かった。
特に冒頭、水木が訪れた哭倉村の感じがすごく不気味で、この雰囲気を表現できるのはすごいなあと。
また、途中のアクションシーンがとても見応えがありよかった。登場人物のデザインが妖怪たちと並べても違和感がないような絶妙なデザインで、安っぽくならずに世界観とマッチしている印象。
ゲゲゲの鬼太郎に対する知識はそんなに深くない方だが、ストーリーもわかりやすく楽しく観れたように感じる。
ただ、分かりやすすぎてなんとなく物足りないような気も。村のしていることはエグいと思ったが、そこまで感情移入できなかった。
多分、もともとゲゲゲの鬼太郎という作品が好きな人や、キャラに思い入れがある人だと一層楽しめるんだろうなと思った。