このレビューはネタバレを含みます
社会派な作品なのかと思ってたけど冒頭からかなり娯楽BLな雰囲気…
大尉がセルゲイの気持ちを考えず都合の良い二重生活エンジョイしようとしてるようにしか見えない
同性愛者であることを隠すための結婚なら、奥さんのことは全く愛しておらず良心の呵責に苦しむみたいな描写があっても良かったのでは？
子供も作って楽しくやって出張先では愛人とイチャイチャ
不倫がバレて逃げ出すのを「空では自由でいられる」とは…本気で言ってる？
同性愛が許されない世界で生きることは悲劇に違いなく、それを禁じるような法も改められるべきだけど、問題はそれだけではないだろ！と突っ込まざるを得ないストーリー
どこまで実話なのかわからないけど、結局はクズの不倫男とそれに巻き込まれた2人の話でしかなく、問題提起としては不完全と言わざるを得ない
ジャケットのビジュアルも腐女子受け狙いすぎだと思う
全編英語も違和感ありソ連占領下の社会を描けているとは言えない
訛ってる英語聞かすくらいならエストニア語で作れよと思う
とにかくメロドラマ仕立てなのに最後だけ社会派ぶってて腹立つ
最後までBL貫いてくれたらそういう映画だと思って見れたのに
