汐宮キャロル

ノーカントリーの汐宮キャロルのレビュー・感想・評価

ノーカントリー(2007年製作の映画)
4.0
作中何が起こっているかはわかりやすいが、映画としてのメッセージはかなり難解な映画。

解説を読むと割と納得いくが、2008年のアメリカに住んでいないと最後までいまいちピンとこないんだろうなぁとも思う。

例えばファイトクラブの空気感は数年遅れで日本にやってきているから、日本人でも2010年代に観るとかなり理解・共感できたのだが、ノーカントリーが問題提起するアメリカの「正義」にまつわる空気感は多分一生日本に輸入されないんじゃないだろうか。
汐宮キャロル

汐宮キャロル