久深

ノーカントリーの久深のレビュー・感想・評価

ノーカントリー(2007年製作の映画)
3.8
自分の従うべきルールとはみたいな考えに繋がる映画だった。しかしそんな考察は置いといて、キラーのアントンシガーがかっこよすぎた。使う武器、コインの裏表で殺すかどうか決めるところ、自分なりの会話、綺麗好き。魅力的な殺人者だった。

発信機の単調な音がモーテルのドアの前でだんだんはやくなる場面、ドアの下の隙間が暗くなる瞬間、暗闇の中に息を潜める場面、こちらの息も詰まるし目が離せなくてすごく良かった。こういう場面がある映画は問答無用で良くなってしまうね。
久深

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