観終わってから、テレビシリーズのドラマの劇場版だということに気づいた
通りで主人公二人の説明が何もないわけだ…
その導入無しのおかげで直ぐに事件が始まり、すぐにのめり込める
シャーロックホームズは昔読みかけて挫折、なので原作のバスカヴィル家の犬は未読。
中盤まで全容が曖昧なままだったけど後半にかけての事件の概要と
ただ悲しいだけの過去と正体、そして切ない結末へとテンポは上げていないのに引き込ませる話の作り方が秀逸で気持ちが持ってかれました。
トリックや話の流れに疑問が結構残るのはあるのですが、
物語の重厚さにさして気にならなくなるくらいには重く丁寧に作られた作品だと感じました。
ただ、話の都合上、画面が暗いシーンが多くて何が起こってるかわかりづらいところも。仕方がないが、もう少し暗闇はコンパクトでもよかった気がする
原作をいつか読んだ時に、どれだけアレンジされて演出されたか比較してみたい。
ディーンフジオカがカッコよすぎる。
古畑任三郎でイメージが止まっていたので、西村まさ彦の老け具合?貫禄具合に驚く