じゅんふう

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのじゅんふうのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった、けども期待していた別の面白ジャンルだった。期待していたのは息もつかせぬアクションの連続で、見始めたが、暴れ始めるとメタバースの話などでストップ、またアクションして途中でストップというもどかしさに少しもやもやした。

ウエストポーチを使ったジャッキーチェン的なアクション、かと思えばエッチグッズを使っての戦いとかっこいいバトルとアホらしいバトルが一映画に同居してることってなかなかないので、その点でも新しさを感じた。

「もしあの時あの道を選んでいれば」という普遍的な気持ちを並行宇宙を通じて呼び寄せてバトルに参加させるって手法も、その表現方法も面白い。モーフィング変化に最近は興味があるので、平行世界のエブリンが間断なく入れ替わる映像的表現が興味深くて楽しかった。


親子愛、家族愛がよくわからないので、最終的な着地には物足りなさを感じたが、まあまあわかりやすい着地で、好き勝手やって行った中でうまくまとまったんじゃないかと思います。


手がソーセージになってる世界線とか笑えるのに石として生きる世界線は感動できる。振り幅がすごいので見たあとにどっと疲れました。


2001年宇宙の旅はわかったけどレミーのレストランはわからなかった。元ネタ知ってればもっと楽しめたシーンが多かったかもしれない。
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