Ribbonのあさのひかりのレビュー・感想・評価

新型コロナの影響で休校となり、今までのように作品を作ることが困難になった美大生のお話。

カラフルでひらひらしたリボンはかわいいけどそれだけでなくて、そもそも何かと何かを結びつけるものでもあって。必要な結びつきを奪われたリボンはただふわふわと所在なくさまようしかない。そして、それは絵を描けなくなったいつか自身でもあって。

ちょっと粗削りな部分はあるとは思うけど、共感もできるし、素敵な映画になってたと思う。あと、あの役を渡辺大知が演じるのずるい、彼がそう言うならそうだよね、としかならないじゃん。