オーウェン

コンクリート・カウボーイ: 本当の僕はのオーウェンのレビュー・感想・評価

3.2
素行不良のため退学になった15歳のコールは問題児。
母親は手を焼き、遂には疎遠だった父の元に預けられることに。
そこは町中なのにカウボーイハットをかぶった男たちばかりで、馬も飼われており正にカウボーイのような町。

アメリカとはいえ、ルーツはアフリカ系のカウボーイたち。
よって多民族なので暴力に塗れている。

そしてドラッグの影もちらつく中で、コールが任されたのは馬の世話。
最初は嫌々だったが、次第に馬との交流が始まりだす。

父親がイドリス・エルバというのも威厳がありながら、どこか優しさがにじみ出る感覚。

ただし最後に突き放した母親が出てくるが、素直に歓迎は有り得ない。
文句の一つも出ないというのは納得できない。
オーウェン

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