素行不良のため退学になった15歳のコールは問題児。
母親は手を焼き、遂には疎遠だった父の元に預けられることに。
そこは町中なのにカウボーイハットをかぶった男たちばかりで、馬も飼われており正にカウボーイのような町。
アメリカとはいえ、ルーツはアフリカ系のカウボーイたち。
よって多民族なので暴力に塗れている。
そしてドラッグの影もちらつく中で、コールが任されたのは馬の世話。
最初は嫌々だったが、次第に馬との交流が始まりだす。
父親がイドリス・エルバというのも威厳がありながら、どこか優しさがにじみ出る感覚。
ただし最後に突き放した母親が出てくるが、素直に歓迎は有り得ない。
文句の一つも出ないというのは納得できない。