悪いけどバカな奴らが勢ぞろい、私はこんなバカたちが大好きだ。
登場する奴ら、全員が悪者。この映画には正義の味方は一人もいない。
悪事を犯し、その悪事を隠すためにまた悪事を犯す。こんな無限ループが続く。しかし、こっちは悪いことを延々見せられても恐くない。
なぜなら、全員がバカだから。それも愛すべきバカだから。
今や有名監督になったガイ・リッチーが作り出すオシャレでちょっとバカな世界はハマってしまう。やっぱり、ガイ・リッチーはカッコいい作品を作るなと思ってしまう。ブラッド・ピッドの意外すぎる役どころにも注目です。
二組の悪たちのストーリーが少しずつ擦りながら近づいていては、また離れていく様子は焦らされいるようで歯がゆさも感じる。ラストの展開は好きパターンでした。