成田007

スナッチの成田007のレビュー・感想・評価

スナッチ(2000年製作の映画)
3.6
悪いけどバカな奴らが勢ぞろい、私はこんなバカたちが大好きだ。

登場する奴ら、全員が悪者。この映画には正義の味方は一人もいない。

悪事を犯し、その悪事を隠すためにまた悪事を犯す。こんな無限ループが続く。しかし、こっちは悪いことを延々見せられても恐くない。

なぜなら、全員がバカだから。それも愛すべきバカだから。

今や有名監督になったガイ・リッチーが作り出すオシャレでちょっとバカな世界はハマってしまう。やっぱり、ガイ・リッチーはカッコいい作品を作るなと思ってしまう。ブラッド・ピッドの意外すぎる役どころにも注目です。

二組の悪たちのストーリーが少しずつ擦りながら近づいていては、また離れていく様子は焦らされいるようで歯がゆさも感じる。ラストの展開は好きパターンでした。
成田007

成田007