コーダ あいのうたのAbeCinemaTVのレビュー・感想・評価

ドラマティックな展開のミルフィーユ。これは良くできている。Filmarksの高得点も納得。漁の話と歌の話の２軸がとにかく強力。しかも笑いもあり、ラストはマジで結構主人公が追い詰められ、決断を迫られる。

スパイダーマンといい、CODAといい、さがすといい、あてにならない大人たちに振り回されながら、学生が成長して、よっぽど大人より大人な決断をしていく映画だよなあ。なんか大人への不信感を感じる。

音楽の先生も両親たちも子供っぽさや偏屈なところが残っている。昨今の映画の特徴かな。