サエ

コーダ あいのうたのサエのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.2
予告だけで、これはちょっとやばいな、、、と思ったけど、その通りだった。映画館であんなに泣いたの、ヒックとドラゴン3作目ぶりくらいかも🥲

ルビー個人としても家族みんなとしても、悩んだり衝突しながら、みんなで一緒に成長したり変化したりしてく過程がすごく良かった。(衝突といえば、海上保安船がぶつかってくるところ、めちゃ怖かった、、、😨)
最後のは🤟(愛してる)×🤞(幸運を)かな?素敵すぎん??

映画観ながら、数年前に星野源のオールナイトニッポンに届いた、ライブ感想メールを思い出した。「耳の聞こえない夫婦で源さんのライブに行った。音楽は聞こえないけど、源さんや観客から雰囲気が伝わってきて、本当に楽しかった。ドームは広いのに、源さんを近くに感じた。」みたいなかんじのメール。このメールを読んだ源さんは「これはもう、本当に嬉しい」みたいなかんじに言って、数秒言葉を発さない時間があった。
音楽って"聴く"以外でも絶対伝わるんだなって思ったし、作り手がそれを知ったらもう言葉にならないだろうなって思った記憶がある。この映画でも、全く同じことを感じたなあ。

手話って声を発さなくても会話できるものだと思うんだけど、手が空を切る、手と手が触れる、緩急をつける、表情を変える、とかで、逆に"音"を感じた。静寂の中でのそれらによって、手話におけるその人の声とか音を感じた、ような気がする。(うーん、伝えづらい、、、)

主演のエミリア・ジョーンズ、めちゃくちゃ歌うまいな🥺
そしてなにより、、、シング・ストリートの彼よ!!!身長伸びたんじゃない!?また素敵な大人になっちゃって、、、歌ってるとこみせてくれてありがとう🥺💕とわたしの心の中の親戚のおばさんがうるさい。


普段よりどえれえ長いレビューになった〜〜🙃でもそれくらい、ぐわんぐわんに感情が揺さぶられた作品!!!
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