直前にたまたまエールの方をみてたので、比較の視点で見れたのがよかった。「感動」の要素が揃ってるのに所々もやっとしながら見た前作のもやっとポイントが90%クリアに。そこそこ…と痒いところに手が届く感が気持ちよかった。冒頭聴こえないのに車の音楽ガンガンかけてるのは振動を感じてたんだとか、音のない世界に生きてる人達は自分の立てる音に意識が行きにくいから周りには雑な行動に見えちゃうんだとか、説明的になりすぎない範囲で説明してくれて色々謎がとけた。聾の家族や親子関係の複雑な感情の機微もこちらではしっかり。
最後のお父さんのはエールにない演出でちょっとびっくりしたけど良いね。お母さんも良いんだけど、兄の手話での演技がなんともめっちゃ良かった。キャスティングが全体的に素晴らしい、魅力的な登場人物がたくさん。音楽の選曲もいい。リメイクとして完璧。
結局こちらでは蕁麻疹の件は出てきませんでしたが…なんだったの…。
