ニャンタ

コーダ あいのうたのニャンタのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
5.0
家族で1人だけ耳が聞こえる為、通訳係として漁業を手伝う、女子高生が、歌う夢を追いかける、青春映画👨‍👩‍👧‍👦🧡
 家族から離れて決断した事が無い不安と、歌声を聞けない両親に”歌う夢”を説得する苦悩を経験した後…4人家族の愛情が、交差します👩🏻‍🍼🧔🏻‍♂️🌌
 最後に歌う歌声からは、心と心で繋がる愛が伝わり、号泣必至です🧏🏼‍♀️🎶

 はじめは感情を歌に乗せて、声を張る事ができず、”手話”の方が楽に表現できる主人公(Emilia Jones)🔖物語の中では、まだ誰にも見出されていない、磨かれていない歌声なのに、既に魅力的…早くも涙腺が緩みます🥲

 音のない世界に居る家族
 音のある世界に居る主人公
価値観の違いとか、家族が娘の才能を信じる事ができた場面を描いた、”特別な演出”には、これは映画館でしか体感できない…と思いました👏🏻 👀👂🏻〰️
 映画館のあちこちから鼻をすする音が聞こえてきて、私も、初めて体験する種類の感動に、自然と涙が流れました😭
 
 主人公は、自分の体験を、語るように
ジョニ・ミッチェル の曲Both Side Now(青春の光と影)を伸び伸びと歌い、特別な響きがある声に、聞き入りました🎧🎹
 『私は、両側から雲を眺めて
  上から見たり下から見たりするけれど
  それは幻の記憶で、雲のことは
  何もわからない』☁️
 
 映画鑑賞日の翌朝、静かな部屋で、Emilia Jones が歌うBoth Side Nowをもう一度聴くと、また涙が溢れてきました😢検証した所、歌だけでも力があるようです👏🏻
 何度も観たい感動作です📽🎞
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