このレビューはネタバレを含みます
家族愛、やっぱり私は弱い。。。
コンサートの無音になるシーンで、
お父さんが思っていたことを考えたら、
そこから涙が止まらなくなった。
人の心を動かす才能を持っていることに気がついたシーン、そこに気がついてしまったら娘が自分の側にいなくなる、という矛盾。
死ぬほど悲しくもあり、
死ぬほど嬉しくもあったんだろうな。
そして、試験では家族がいるのを
見つけた瞬間に一気に
色がついたみたいに素敵な歌になった。
音楽もただ奏でるだけでなく、
心理的な色々な要素が関係していて、
趣深くて、素晴らしいなと。
音で誰かの心を震わせる素晴らしさを
痛感した。
アカデミー賞作品賞に納得の作品でした。