かな

コーダ あいのうたのかなのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

耳が聞こえない両親に育てられた葛藤がえがかれている。
子供のときから両親の通訳が必要なこと、はじめて小学校に行って言葉をしゃべったときに変と言われたこと、お皿を勢いよくおかれること、通訳のため朝早くから漁業に付き添っていること、音楽の大学に行きたくても両親が心配で行きたいと言えないこと。
「自分でやりたいことや進路を決める」ことが難しい環境にあるのだと思った。

印象に残ったシーンは、主人公が歌っているシーンで、
1.大学の試験で、手話をしながら歌ったこと
2.高校で歌うときに、ろう者の目線にたった演出があったこと
(途中で歌が聞こえない描写があり、周りの人がみんな泣いている。)
・歌詞が主人公の人生にリンクしていたこと
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