リリー・フランキーのこういう表情は、もっと恐い映画でいっぱい見てきた気がする……。何にせよ「心無い」感じが上手い人。
もちろん主人公は心がないわけではない。ただ、自分しか見えていないだけ。
この感じが人間的に未熟すぎ……観ている自分自身にも心当たりがあったり…そしてウチのダンナ氏や父親とも被る部分があって、不快感が募る(笑)
この「子どもに迷惑かけたくない」感は、とてもよく分る。私だってこうなったら子どもに迷惑かけたくないとは思っている。けれども、最期に会いたいのも泣いて欲しいのもあんたじゃなくて錦戸亮ちんやねん!私の死後をあんたが勝手に自分だけのもんにすんな。と思いながら見ていた(なにか?(笑))
それはただの私感だけれど(笑)
せっかくの家族のロードムービーなわけだが、綺麗な景色も触れ合いの温かさも物足らなさが残る。