シャークウィザード

シン・仮面ライダーのシャークウィザードのネタバレレビュー・内容・結末

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

とにかく激しく熱いシーンがてんこ盛り。迫力あるシーンの数々を劇場で見られて大満足。登場人物が皆個性的で彼らの織りなすドラマも面白かった。仮面ライダーとオーグのデザインもそれぞれグッド👍

以下ネタバレを含む感想↓












































激しいカーチェイスに爆発といきなりテンション上がる。
パンチやキックで勢いよく血が出る生々しさが見事。本郷のキャラや後のストーリーと絡めても重みがあった。
マスクの後ろから髪が出てるのも妙にカッコイイな。
クモオーグが最初の敵としていきなり魅力的だった。落ち着いた物腰で仕事人キャラ、自身の幸せを得る時の恍惚とした喋り方とのギャップがいい。腕の設定もお見事。
思いっきり小屋を吹き飛ばすの良かった~😋
1号との戦いも縦横無尽に飛び交うド派手さ。やはりライダーキックよ。
サイクロン号がついて来るの可愛かった。
蜘蛛ときたら次の敵は…と思ったら予想通り。メイクのエグさが良い味出してる。大量の人が一瞬で消える演出が好き。
サイクロン号マジでカッコいい。変形、超スピード、火と煙を勢いよく出すというカッコよさが詰まっている。バイクアクションも多く見応えあった。最近のライダーがバイクに乗らないと言われていて、個人的にはそんなに気にならないのだが、今作のバイクアクションは凄く見応えのあるものばかりだった!あのアクションが見られるならバイクシーンを増やすのも全然アリ。
サソリオーグのデザイン、あれは個人的に好き。昭和ライダー、2000年代前半頃までのスーパー戦隊にいた悪の女幹部って感じがあって刺さった。あのマスクが良い。部下の女戦闘員がズラッと並んでいるのも好き。欲を言えばもっと見たかったけど、あの出番だからこその味わいかもしれん。
ハチオーグはマスクのデザインも素晴らしいが、着物やインナー、日本刀との組み合わせが秀逸。女王蜂さながらにテリトリーを作るという設定も面白い。本郷とルリ子の後ろから続々と人が増えていくのも奇妙な雰囲気が出ていて良き。
ハチオーグの御付きみたいな人も忠誠心があって好き。
ルリ子とハチオーグの関係性が良いんですわ!相手の泣き顔が見たいというね…😌
ルリ子はこれまで用意周到な女と自称するように難局を乗り越えていくクールでカッコいいヒロインというイメージで見ていたから、ハチオーグの一件、その後の着替えに関するセリフでガラッと人間味が出てきてこちらも素敵だった。可愛い。黒をベースとしてスラッとした印象を与える服に黒いブーツ、茶色いロングコートという基本的な格好がカッコよくて好き。
仮面ライダー2号、一文字隼人が今作では一番好きかもしれない。キャラが良い。マスクを外されたその下で涙の素顔が凄く良かった。
カメレオンかなと思わせてKKオーグの登場、組み合わせるという設定がもう好き。
マフラーが似合うのはヒーローの証かも。
凶暴な群生型という設定が敵としてピッタリ。バイクに乗って戦うの激熱。暗闇に光る目が浮かぶのカッコいい、好き。
お互いを呼び捨てにするシーン、大好き。素晴らしい!
蝶オーグのナンバリングと色については深読みし過ぎ?背後の壁の装飾と立ち位置が良い感じ。
縦横無尽に飛び交い、カメラワークの激しい戦いも大好きだが、等身大の戦いというのが伝わる泥臭さも良い。
本当に本郷という男は優しいんだなと。改造され戦うことになった事への悲しみ、過去の事件のトラウマ、コミュ障と言われるような不器用さと根底にある優しさの両方が感じられる良い演技、表情だった。
マジで一文字隼人のカッコよさと泥臭さが刺さった。
政府の人間達は見た時にん!?と思ったけど名前を聞いて作中での役割全てが繋がった。
バイクで飛ばすのって良いなぁ~。