このレビューはネタバレを含みます
飲食店カウンターの背後からのカットが続くのが印象的。夢を叶えるか生活を取るか。舞台女優を夢見るナナが街娼になっていく。
レジグナチオン的な思想。
「私はすべてに責任があると思う 自由だから」
「手をあげるのも 私の責任 右を向くのも 私の責任 不幸になるのも 私の責任 タバコをすうのも 私の責任 目をつむるのも 私の責任 責任を忘れるのも 私の責任 逃げたいのも そうだと思う すべてが素敵なのよ」
「素敵だと思えばいいのよ あるがままに見ればいいのよ 顔は顔 お皿はお皿 人間は人間 人生は仕方ない」
11章に出てくる老人の哲学がよかった。
誤りを通じて真実に到達する
愛は常に真実であるべき
ライプニッツのモナド論、予定調和