私たち民衆という存在は、歴史を通してナナのように自らを犠牲に供してきた。何のため、誰のためとも分からぬまま、心の内など誰からも注目されず、いいように使われてあっさりと殺られる。今だっていくら頑張った…
>>続きを読む眼力と本心の比例。ゴダールの愛した女。アンナカリーナをまるで、彼が自慢してるかのように、思わせてくる映画。ゴダール版裁かるゝジャンヌというげき。ジャンヌは大衆を救い神に愛されたが、神まがいの人間には…
>>続きを読むあるがままに見れば良いのよ。
顔は顔。お皿はお皿。人間は人間。
人生は、仕方がない。
【感想】
絵画が全て描かれてしまった、同時に映画が全て撮られてしまったという事実は、ゴダールが引用やコラージ…
カメラの置き方と動かし方は見事としか言いようがない。
冒頭であまりにも印象的なアンナ・カリーナの相貌を見せつけておきながら、その後数分もの間背中しか映さない画面のストローク。
断続的なエピソード…
ナナが久しぶりに友達と会って飲みながら話すシーン、相手を励ましてるようで自分に言い聞かせてるみたいだった
映画を撮るのが上手いと言うか、いやすごいんだろうけど、アンナカリーナを綺麗に撮るのがめっち…
面白かった。80分程度で短いし、すごく見やすいと思う。
今まで見たゴダール作品は明るく楽しく、画面もポップなカラーで溢れてたけど、本作は常に漂う陰鬱な空気感がすごく心地よかった。私の今の心理状態にマ…
アンナカリーナが可愛いから良いんだけど、ストーリーはかなりくそ。
でも途中でナナは自分で、不幸になるのも自分の責任。全部自分の責任。っていってるんだよな、、、
とにかくアンナカリーナが美しい。
私…
(c)1962.LES FILMS DE LA PLEIADE.Paris