何となく気になってた作品。
で、全く前情報なしで見始めた。
生死の境を彷徨い一命をとりとめ、
病室で目覚めたスジン。
涙を浮かべて安堵する夫。
彼女は目覚める前の記憶を全て失っていて、
自分のことはもちろん「夫」のことなんて
何一つ覚えていない。
献身的で優しい夫。
でも彼女はそんな夫と生活しながら、
彼への違和感と不信感を募らせていく…
スジンがフラッシュバックする
殺人事件は、幻想か現実か…
謎と時間が混同したねじれながらの
展開が面白くて飽きることがなかった。
途中…
あ、犯人わかっちゃった!
って一瞬思ったんだけど?!
…違った。
予想をちょっと超えてきた。
ラストではサスペンスで終わらない
切ない伏線回収が待っていた。
観終わってから…かなり前に観た.、
「悲しみよりもっと悲しい物語」をふと思い
だした。あの作品を見終わった後と少し似た感覚。
(「悲しみよりもっと悲しい物語」の内容は
は忘れかけてるんだけど、、笑)
ストーリーが似てるとかそんなんじゃ
なくて、なんというか余韻というか…
切なさ具合かもしれない。
ネタバレ危険作品なんで、
これ以上は喋るのやめますが(笑)
想定外に良かったです。
観て正解★