アギゴン

Blue Island 憂鬱之島のアギゴンのネタバレレビュー・内容・結末

Blue Island 憂鬱之島(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

過去の香港問題。一国二制度。
それらを学んでいない頭で観るには、この作品を制作した監督や、出演者の覚悟を十二分に受け止め、感じ取る事が出来なかった。
やはり私は「よその国の事」なのだと言う意識がまだまだ高い人間なんだと思った。
ドキュメンタリータッチで(と言うか殆どドキュメンタリー)実際の人物へのインタビューを交えて、香港の過去と今を辿る。
残念なことに殆どの観客はウトウトしていた。この作品の熱量が上手く伝わりきれなかったのは、やはり慣れない中国語と、翻訳だけなので、日本語のナレーションも加われば良かった気がした。(例えばアグネス・チャンで)
映画の最後に監督の熱いメッセージもあった。あのメッセージがこの作品の全てを物語っていたと言っても良かった。色々な方面からの寄付で制作出来たという。
自分の事しか考えて生きていない私には、この作品を1200円払って観てあげるしか香港の人達の平和への道の貢献が出来ない。
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