アギゴン

悪は存在しないのアギゴンのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
3.6
こどもの日に鑑賞


静かで、美しい自然に抱かれ、清らかな水が流れる小さな町に、ある企業がグランピングのレジャー施設を創ると言う計画が持ち上がった。
住民の中には自然が豊かなこの土地と水に魅了され他所から移住してきたもの達も多い。レジャー施設を創るにあたって、企業会社が住民とに対して、その説明会を設け二名の社員を送り込む。
しかし通り一片の薄っぺらい説明内容に、住民たちから詰め寄られ、施設建設の話は頓挫してしまうのだが……。

住民達と、企業会社側との説明会のシーンが一番面白かったです。
何かを建てる前には、ああやって企業は住民に対して説明、それに伴う交渉を推し進めて行くのだなぁ〜と。ただ今回住民側がしっかりと意見を述べていて、質問攻めにあった企業側は上澄みだけの自社の建設計画ゆえに撃沈😵‍💫
「一昨日来やがれ」と言われんばかりにしっぽを巻いて退散ε”ε”ε”(ノ* •ω• )ノ
逆に説明に来た社員2人は、住民達の自然の恵がもたらす豊かさについて述べられ、ごもっとな意見に、魅せられて、どんどん町民
寄りになっていくんですが……
この作品ラストがどーにもkoにも理解不可能でした🥹。これも、こっち側に考えさせるタイプの終わり方にしてるのかな?この監督さんぽいですよね。

俳優さんの自然体の演技は良かったです。
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