あーぁ

Residue(原題)のあーぁのレビュー・感想・評価

Residue(原題)(2017年製作の映画)
3.4
コミケには置いてなさそうなぶ厚い本を巡ってどっかんばっかん大騒ぎ。


私立探偵のルークは2年間も娘とは疎遠で今ではボロアパートに住み家賃も滞納するほど仕事も無いいわゆるポンコツ父である。

そんなある日、裏社会のドンであるフェアウェザーからとある荷物の配達を頼まれ、またとないチャンスに飛びつくものの、その荷物の中身を狙うライバル組織の刺客達により配達は失敗。
仕方なくボロアパートで荷物の中身を確認するとそれは禁じられた邪悪な本だったからトンデモネェ。

奇妙な事は立て続けに起こっし、なんかモンスターまで出てきたぞ!疎遠だった娘もアパートに訪れ、果たしてルークは各方面のヤバいやつから狙われながらも娘にカッコいい父の姿を見せることが出来んのか!?

そこはかとなく漂う80年代臭とネオンな近未来設定を融合させたスーパーナチュラルなSFサイコスリラー。

最早ジャケのカオスっぷりからも想像出来るように色々なジャンルをミックスしたカオスな作りに、卓越したコメディと特殊造形の光るモンスターをプラスしたお得感溢れるバリューセット映画。

ホラー的な要素はあんまり多くはないものの、イッテンバッハみたいに清々しいくらいに顔面破壊されたおっさんが顔面破壊されたまんまずっと登場人物としてその後も主人公たちと会話してんのは面白かったね、

ラスティ・ニクソン監督って全く知らない監督だったけども童貞作にしてはかなり頭一つ抜きん出ている奇抜さに今後も期待出来るなぁ、
とりま既に日本に上陸している次作の『デスアシスタント』おもっしょそう。
あーぁ

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