池島ゆたかが歴代のピンク監督の中でも絶賛する細山監督の代表作。AV黎明期の女優とマネージャーのささやかな恋物語。1980年代後半の新宿の風景、バブル期の髪型やファッションも懐かしく、画面から匂い発つ当時の雰囲気に哀愁をそそられた。先に観た「百合子の本番」と同じく、エンディングロールの代わりにスタッフ・キャストが顔出しで自分の名前のパネルを持って次々登場する。
※細山監督の「ミス２０才 快感！百合子の本番」レビュー
「寺山修司と類似点がある」との評を見かけたので鑑賞。「SeaSide」という看板があるビルの奥にに入っていくと海辺に店を構える女性にたどり着くところだけそれらしかった。ピンク場面以外はバブル期の学生映画のような出来に見えた。エンディングロールの代わりにスタッフ・キャストが顔出しで自分の名前のパネルを持って次々登場するのが微笑ましい。
